4.0 キー概念

少量のセマンティックスであつても長い道のりを歩んでいる。

James Hendler

 

セマンティックコンピューティングは、ここで述べられているように形成され整形されつつある新たな学問分野である。多くの異なる定義と解釈とが存在し、低強度哲学論争(low-intensity philosophical wars)が思考リーダや実装者の間で多少行われているが、今年の初めにW3Cの推奨仕様としてRDF及びOWLをリリースした事は、非常に多大な一般化をもたらしたと言われている。

 

セマンティックコンピューティングとは、色々な形態の抽象的且つ論理的な表現の利用を可能にするものなので、RDFOWLとが、前節の中で説明した強力な諸機能をどの様に提供されるべきか示すのは難しい。しかし、インターネットとWWWが、プロトコル層と諸技術の上に構築されているとすると、セマンティックWebも同じである。幾つかのキー概念を理解する事及びセマンティックWebのコアとなる構築ブロックを良く知る事は、どの様に、より高次のツール、コンポーネント及び技術がより柔軟で且つ豊富な機械処理可能なデータの利点をもたらすことが出来るかを見通す為の基礎となる。土台を形成する概念の幾つかを理解する事は、読者がこの技術の現状をより良く理解する事にもなり、セマンティックWebのビジョンを完全に実現する為に未だ改善すべき領域が何かを理解する事にもなる。

 

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